ハイドロとはギリシャ語で「水」、カルチャーは「栽培」を意味し、土を使わない水耕栽培の一種をハイドロカルチャーといいます。
園芸としてインテリアとして、癒しアイテムとして様々な視点から、室内に「グリーン」を飾ることが求められる現代において、
清潔で管理もかんたんなハイドロカルチャーは、きっと様々な人のライフスタイルにマッチすることでしょう。
ハイドロカルチャー 4つのポイント
ハイドロカルチャー苗の仕組み
「ハイドロカルチャー」と一口に言っても、ガラスに植わったものや、苗の状態のもの等様々ありますが、ハイドロカルチャーの観葉植物は基本的にポット苗の状態で栽培された状態です。この苗を容器と組み合わせて、様々なアレンジをすることができます。基本的な水やりも、水をためてなくなったら与えるを繰り返すだけでとても簡単です!
ハイドロカルチャーのアレンジ例
①ハイドロカルチャーのスタンダード
ハイドロコーンを使って、ガラスの花器に植えただけの”The ハイドロカルチャー”。最もシンプルで管理がかんたんなので、ハイドロ初心者さんにおすすめのアレンジです。ハイドロコーンのブラウンがナチュラルな雰囲気で、お部屋に癒しをもたらします。
②スミのチカラで快適な暮らし
ハイドロコーンに次いで人気なのが、意外にも木炭を使ったアレンジなんです。ハイドロカルチャー専用の木炭を使い、ブラックがスタイリッシュに空間を引き締めています。見た目だけでなく、木炭本来の機能である、空気中の有害物質の浄化、脱臭効果、カビなどに対する抗菌作用を期待でき、機能的にもお役立ちのアイテムです。
③お部屋の中の小さな楽園
近年園芸業界でもコケがささやかなブームを起こしましたが、ハイドロカルチャーとのコラボレーションも可能です。お好きなガラスにハイドロカルチャーを植えて、コケ、石、砂利等をトッピング… 仕上げに動物のフィギュア等を飾れば、あっと言う間にテラリウムの世界が完成します。
④白黒の鉢でモノトーンコーデ
ハイドロカルチャー苗を穴なし陶器鉢にそのままセットするだけでも育てることができます。たまに鉢の中を覗いて水がなくなっていたら、水を入れるだけの繰り返し。かんたんなのにモードな雰囲気がおしゃれですね。
以上、管理もかんたんで育てやすく、清潔なハイドロカルチャーの紹介でした。
初めて観葉植物を育てるという方にもおすすめのアイテムですので、これを機にお部屋の中にグリーンを飾ってみてはいかでしょう!